技術情報

コア技術

現場が10倍、早くなる!!

ナノテム独自の「セラミックス焼結技術」で 現場が望む理想の道具を開発し、先端技術の進化を実現します。

従来の道具では加工しきれないサファイア、石英ガラス、シリコンなどの新素材に向き合い、 「こんな工具があったらいいのに・・・」と願う現場の想いこそ、 進化する切断、研磨、研削などの加工技術の原動力となります。 時間と素材を無駄にしないためにも新しい素材には、新しい工具が必要です。
どんな難素材(サファイア、石英ガラス、シリコン、セラミックスなど)も、当たり前に削り、磨き、切断すること。 そしてその結果、現場の効率と材料の利用率を向上させること。 ナノテムは、素材と精密加工に関するエキスパート集団として、 斬新な発想に基づく加工技術と工具の開発を実現します。

セラミックス焼結技術とは

  • 助剤添加による焼結性を制御。
  • 助剤と主材の共晶反応によって完全焼結が可能。発塵が皆無。
  • 気孔(穴)径(1~200ミクロン)、気孔率(10~60%)の自在制御可。

応用例

チャックの場合の技術転用

従来型の真空チャックは、アルミニウムやステンレスの吸着面に溝、穴を設けワークを吸着します。しかし、これではワークが溝、穴にへこんでしまい、高精度の吸着は出来ません。そこで、サブミクロンから数百ミクロンまで気孔を調節できる多孔質セラミックスを開発。微細な気孔から空気を吸出し、セラミックス表面に研磨物を貼り付けて作業できる、真空チャックを実現しました。